近日、釣魚島問題の影響で中国国内では、多くの旅行会社が、相次いで日本への観光ツアーを中止している。関係者は、日本への観光ツアーは「どん底」まで落ち込むと見ている。
同程網COOの呉剣氏によると、同程網が9月14日に日本観光のプランを全面的に中止した後、市民からは次々と「愛国旅行」を呼びかける声が上がり、また、他国に変更する動きもある。中国国内での期間が長い観光旅行が人気上昇しているほか、海外旅行に関しては、韓国への観光プランが100-1100元程度値下げされて売り出されているため、多くの人々が韓国を海外旅行の目的地として選んでいる。
同程網が行ったウェイボー(中国版ツイッター)アンケートの投票結果を見ると、日本観光ツアーが中止された後、4割の海外旅行者が代わりに韓国を選ぶと答えた。済州島(チェジュ島)、ソウルなどの人気観光スポットが韓国旅行で注目されており、問い合わせや予約が殺到しているという。
一連の韓国観光プランが値下げされた後、予約件数は約3割増になっているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月20日