ドイツ銀行のG10為替ストラテジー世界責任者、アラン・ラスキン氏は、「連邦準備制度理事会が先週QE3を実施すると、市場は日銀の限りある量的緩和政策に視線を転じた。QE3によりリスク選好の流れが続き、円高が抑制される」と分析した。
UBSはこのほど、「投資家が高リスク資産を依然として求めているならば、円は米ドルよりも、世界の投資に用いられる主要通貨となる理由を持つ。日本政府は更なる円安進行を促すと見られる。日銀は今週開かれる会議で、金融緩和策による圧力の負担に同意する見通しだ」と予想した。
「人民網日本語版」2012年9月20日