中国、今こそ第3次産業の発展推進に注力すべき

中国、今こそ第3次産業の発展推進に注力すべき。 2012年第2四半期、中国の第3次産業の前年同期に比べた成長率は第2次産業を上回り、第2四半期の国内総生産(GDP)成長率が予測を上回った主な要因となった。中国経済の潜在的な成長力が鈍化する中、第3次産業の景気は引き続き製造業よりも好調で…

タグ: 第3次産業 中国経済 

発信時間: 2012-10-13 11:06:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

文化・娯楽産業を例に取ると、第3次産業に占める割合は、現在は2%に満たない。先進国の例から、一人当たりのGDPが5000米ドルに達した後、文化・娯楽における消費は急速な成長を見せ、その成長は一人当たりのGDPが3万米ドルを超えるまで続くことが明らかになっている。2011年、中国の一人当たりのGDPは5500米ドルで、文化・娯楽での消費が急速な成長期に突入することが期待でき、メディア産業が今後利益を受けることは明白である。また、人口の高齢化が進むにつれ、高齢者を主要対象とする経済や、インターネットやモバイル端末を利用したモバイルヘルス・サービスなどの高齢者向けビジネスが大きな焦点となる。

生産サービス分野においては、環境管理と科学技術産業の潜在力を引き出すことができる。『十二・五(2011―2015年)』期間中、中国の環境保護分野への投資総額は5兆元を上回っているものの、2010年の水利、環境、公共施設の管理事業の付加価値はわずか1752億元に止まり、環境保護分野への投資が急速に増加することに伴い、管理への需要も一気に高まることが見込まれる。今後、金融業のイノベーションが進むにつれ、リスク管理が強化されることで、科学研究と地下資源の探査などの投資規模が大きく、ハイリスク・ハイリターンの産業が著しい成長を遂げることが期待される。

 

(新華網日本語)2012年10月13日

 

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