経済成長モデルの転換を刺激するためには、まず実体経済の運営の基礎を固め、実体経済環境を改善し、実体経済を発展させることにより、経済成長と失業率への影響を最小限に抑える必要がある。次に、所得配分改革等の財政・税制改革により、国内消費および内需の基礎を固めなければならない。
この二つが実現されれば、外部環境がどれほど悪化しようとも、GDPの成長が高速から一定の速度に移り変わり、経済データが以前ほど輝かしいものでなくなったとしても、中国経済成長に向けた国内の原動力が損なわれることはない。このような成長こそが実質的であり、国民生活とより密接に結びつくことになる。
「人民網日本語版」2012年10月21日