10月28日、安徽送変電工程公司が請け負っている『皖電東送(安徽省の電力を東に送る)』プロジェクト、安徽省准南市―上海市超高圧(UHV)送電モデル事業における、長江を跨ぐ送電網を支える南岸の鉄塔が完成した。29日付中国証券報が伝えた。
准南市―上海市超高圧送電モデル事業は中国の『皖電東送』プロジェクトにおける最初の超高圧ケーブルシステムであり、長江を跨ぐ送電線の長さは3000メートルに達し、高さ277.5メートルの鉄塔2基と高さ74メートル引留鉄塔4基で支えられている。鉄塔の重量は2650トンに達し、同じ種類の鉄塔では世界一の高さを誇る超高圧の送電鉄塔である。『皖電東送』超高圧送電モデル事業は中国の初の、超高圧交流配列送電用鋼管柱鉄塔送電プロジェクトであり、世界で電圧が最も高く、送電量が最も多く、技術水準が最も先進的な交流配列送電プロジェクトでもある。
「中国証券報」より 2012年10月29日