具体的にどのような活動をする予定かを各サイトにたずねたところ、「送料無料サービス」がトップで76.3%を占め、「一定額を購入すると割引」が55.1%、「プレゼント」が43.7%で、これらが人気のあるキャンペーン活動だった。割引率やプレゼントの内容はさまざまで、優待券の形で提供されることが多い。「限定割引」は40.2%、「換購(一定の商品を購入すると別の商品を割安価格で購入できる)」は38.5%。単純な割引は二次消費を生み出しにくくサイト側にとってマイナスであることから33.5%にとどまった。
とはいえすべてのサイトが双11のキャンペーン効果を高く見積もっているわけではない。キャンペーンをしないとした約90のサイトの多くがこれ以上の割引は無理だと答え、他社が始めたキャンペーン活動の波に乗りたくないと答えたサイトもあった。同センターのインターネット小売部門の王周平補佐アナリストは、「一部の小規模サイトは努力の甲斐がなく、大手サイトに流れを断ち切られることや、これによって苦情が押し寄せ、企業の信用が損なわれることを心配している」と話す。
「人民網日本語版」2012年11月8日