第18回党大会代表、北京市委員会常務委員、都市建設主管の陳剛・北京市副市長は、北京代表団の開放デーとなった9日、記者からの質問に答え、北京市地下鉄の関連状況について以下のように紹介した。新京報が伝えた。
軌道交通の発展は、国際的大都市の交通渋滞を解決するための突破口となる。北京市は現在、軌道交通全体の総延長をを660キロメートル延長するという壮大な計画を立てている。
今年末までに、北京市の軌道ネットワークは70キロメートル延長され、地下鉄の総延長は442キロとなり、北京は世界最大の地下鉄網を有する都市の1つとなる。北京は将来的に200キロあまりの地下鉄を建設する計画だ。
軌道交通への投資額はこれまでに2600億元に達した。今後、上述した660キロメートル延長計画に向け、1000億元を投じる。
鉄道網の発展により、市民の勤務地・居住地の選択肢が広がり、都市の構造が最適化され、中心地の人口集中緩和が後押しされる。このほか、市民の多くが地下鉄を利用することで自動車の排ガス汚染も緩和できる。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月10日