「十八大」の「GDP・国民所得倍増」目標の意義

「十八大」の「GDP・国民所得倍増」目標の意義。 中国共産党第18回全国代表大会(「十八大」)の報告は初めて、「国内総生産(GDP)と都市部・農村部住民の1人当たりの所得を2010年の2倍にする」という新たな目標を掲げた…

タグ: 中日対訳会  十八大报告两个“翻一番”意味着什么 

発信時間: 2012-11-09 15:21:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2020年までに全面的な「小康社会(いくらかゆとりのある生活ができる社会)」の実現を目指す偉大な目標の達成に向け、中国共産党第18回全国代表大会(「十八大」)の報告は初めて、「国内総生産(GDP)と都市部・農村部住民の1人当たりの所得を2010年の2倍にする」という新たな目標を掲げた。GDPと国民所得の二つの目標を打ち立てたことは、極めて重要な意義と深い本質を持っており、党大会の代表による白熱した議論を巻き起こしただけでなく、各方面の大きな注目を集めている。9日付中国証券報が伝えた。

「一つは経済総量、もう一つは国民の生活に関する目標である。2010年を基準とすることで、目標の指導的役割、方向性はより一層はっきりしたものになっている。特に一人当たりの所得を2倍にすることを党大会の報告書で提起したことは、重要性が高く、今後、国民生活の幸福度が更に重視されることを意味する」と「十八大」代表で、清華大学国情研究院の胡鞍鋼院長は言う。

「十八大」の報告書は、「国民所得の向上のためにあらゆる政策を動員すべきである。所得分配制度の改革を徹底することは不可欠であり、国民所得の増加と経済発展を同時に実現し、労働報酬と労働生産率を並行して引き上げ、国民所得分配における国民所得の重要度を高め、第一次分配における労働報酬の重要度を高めることに努める」ことを明確に提起している。

 

针对2020年全面建成小康社会的宏伟目标,十八大报告中首次提出“实现国内生产总值和城乡居民人均收入比2010年翻一番”的新指标。这两个指标同步提出,重若千钧,内涵丰富,不仅引起与会代表热烈讨论,也受到社会各界的广泛关注。

“一个是经济总量指标,一个是人民生活指标,指标设定以2010年为基期,这两个指标的指导性、方向性更加鲜明,尤其是将人均收入翻一番指标写入党代会报告,分量更重,彰显出今后我们更注重百姓生活幸福度。”十八大代表、清华大学国情研究院院长胡鞍钢说。

十八大报告中明确提出,要“千方百计增加居民收入”,必须深化收入分配制度改革,努力实现居民收入增长和经济发展同步、劳动报酬增长和劳动生产率提高同步,提高居民收入在国民收入分配中的比重,提高劳动报酬在初次分配中的比重。

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