第3四半期、社保基金の株式持高が前期比25%増=中国
2012年第3四半期末現在、中国の全国社会保障基金(社保基金)の株式持高が64億1900万株となり、第2四半期末と比べて13億1000万株増加した。第3四半期に、社保基金の株式持高が25%増えた計算となる。社保基金による株式買い増しの勢いが強かったことが伺える。14日付中国証券報が伝えた。
社保基金が持高を増やした銘柄を分野別で見ると、建築・建材が11億700万株、医薬・バイオが1億1800万株、商業・貿易が1億1200万株で、社保基金がこれら分野の株を好んでいることが分かる。
一方で、交通・運輸、機械・設備と鉄金属の持高が大きく減らされ、それぞれ7788万株、2940万株、2276万株が売られた。
三季度社保基金持仓环比增长25%
今年三季度末社保基金整体持仓量为64.19亿股,较二季度末增仓13.10亿股,加仓幅度约为25%,显示三季度社保基金整体呈现稳健加仓势头。同时,三季度社保基金增持建筑建材、医药生物和商业贸易股的数量分别达11.07亿股、1.18亿股、1.12亿股,表明社保基金做多此类股票热情高企。但是,交通运输、机械设备和黑色金属股则明显被冷落,其在三季度分别被减持7788万股、2940万股和2276万股。