経済モデルの転換は「中所得国の罠」を乗越えるための鍵

経済モデルの転換は「中所得国の罠」を乗越えるための鍵。

タグ: 中日対訳 经济转型是跨越中等收入陷阱关键

発信時間: 2012-11-14 15:22:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国共産党第18回全国代表大会の報告において、2020年までに「国内総生産(GDP)と都市部・農村部住民の1人当たりの所得を2010年の2倍にする」ことが提起された。世界通貨基金(IMF)が発表したデータによると、2011年の中国の一人当たりのGDPは5414米ドル(世界第89位)である。これはつまり、中国の経済・社会発展が重要な転換期を迎えており、正に今、中所得国の仲間入りを果たそうとしていることを示している。14日付中国証券報が伝えた。

歴史上の経験から、各国が抱える事情に大きな違いはあるものの、経済の成長構造の転換点と一人当たりのGDPの水準は概ね一致しており、高所得国へと成長する段階において、経済発展には以下で述べるように、多くの共通した特徴が見られる。

一、経済の発展モデルの新たな動き。過去の経験と国際的な研究によって、一人当たりのGDPが4000米ドルに達した段階で、その国・地域の発展は重要な分岐点を迎えることがわかっている。1960、70年代、欧米の先進国とラテンアメリカ諸国、東アジア諸国は、ほぼ同じ時期に一人当たりGDPが4000米ドルを超えた。この「分岐点」を無事に乗り越えた日本、韓国、欧米の先進国は、産業構造の調整に尽力し、輸出志向型工業化戦略を実施したことで、労働集約型から技術集約型への転換を果たし、10年以上続く経済の高度成長を維持することに成功した。一方、ほぼ同じスタートラインに立っていたラテンアメリカの国々は、一人当たりのGDPが3000米ドルに達した段階で、急激な発展によって累積した矛盾が集中的に爆発し、体制とシステムの改善は限界に達し、いわゆる「中所得国の罠」に陥り、経済が停滞してしまった。

 

十八大报告提出,确保到2020年实现国内生产总值和城乡居民人均收入比2010年翻一番。根据国际货币基金组织(IMF)公布的数据,2011年中国人均GDP达到5414美元(居世界第89位),这意味着我国经济社会发展进入了一个重要转折时期,中国正迈向中等收入国家行列。

历史经验表明,虽然国与国之间存在较大的差异,但经济增长结构转换点与人均GDP水平存在基本的一致性,在向高收入国家或地区行列迈进时,经济发展有许多显著的共性特征。

首先,经济发展模式出现新动向。历史经验和国际研究表明,人均GDP达到4000美元往往会成为一个国家或地区发展的分水岭。上世纪六七十年代,欧美发达国家与拉美、东亚国家在相近的时期实现了人均GDP4000美元的突破,日本、韩国和欧美发达国家成功跨越这道“分水岭”,大力调整产业结构,实施出口替代战略,实现了劳动密集型向技术密集型转变,经济普遍保持了十年以上的高速增长。而处于大致相同起跑线上的拉美国家,到人均GDP3000美元附近的发展阶段时,快速发展中积聚的矛盾集中爆发,自身体制与机制更新进入临界区,陷入所谓“中等收入陷阱”阶段。

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