◆第4四半期 経済が緩やかに回復か
10月の各種経済データの回復、記録更新が、第4四半期の経済の緩やかな回復の基礎となった。中国
国家統計局の馬建堂局長は10日、「10月の経済データを受け、政府は今年の7.5%のGDP 成長目標に対して、自信を深めている。価格動向、工業生産、投資・消費のいずれも、中国共産党中央委員会および中国国務院による一連の政策による、経済の緩やかな回復の流れをはっきりと示している」と語った。
アナリストは、「10月のデータは非常に重要で、中国経済の動向を判断する重要な節目だ」と指摘した。中国国務院発展研究センター金融研究所の巴曙松副所長は、「今年のマクロ経済の動向の大局がすでに定まり、第4四半期の成長率は約8%に持ち直すだろう。今年と来年は、2008-2009年のような目覚しい経済回復を見せることはない。中国のマクロ経済は、安定的かつ持続的な成長を求めつつ構造調整を行っていく」と述べた。
(人民網日本語版)