15日に行われた北京国際風力エネルギー大会において、中国国家エネルギー局の劉キ副局長(キ=王+奇)は、「中国は風力発電の設備容量が最大の国家で、今年中に系統連系容量は6000万キロワットを、発電量は1000億キロワット時を上回る見通しだ。風力発電は中国第3の電力源となる」と語った。京華時報が伝えた。
同大会はアジア一、世界第二位の世界的な風力エネルギー展示会であり、世界の20の国と地域の企業約400社あまりが参加した。
劉副局長は、「今回の参加企業には、欧米などの成熟した風力発電市場の古い友人、アジア・アフリカ等の新興風力発電市場の新たな友人が含まれる。これは中国の風力発電事業が発展の最中にあり、前途洋々たることを示すものだ」と語った。
中国は米国を抜き、風力発電新規設備容量・設備容量がそれぞれ世界最大の国家となった。劉副局長は、「中国は現在、風力発電の系統連系設備容量が最大の国家でもある。今年の系統連系容量は6000万キロワットを、発電量は1000億キロワット時を上回る見通しで、風力発電は中国第3の電力源となるだろう」と指摘した。系統連系容量とは、発電設備が商用電力系統に接続され、広範囲で使用可能な設備容量を指す。