11月20日、タングステン市場の価格に再び動きがあり、価格は引き続き上昇した。原材料市場情報を提供・分析する市場調査会社、百川資訊の統計によると、現在、タングステン鉱石のうち、鉄マンガン重石の主流の市場価格は1トン当たり11.7―11.9元で、灰重石の主流の市場価格は1トン当たり11.5―11.7元である。9月にタングステン鉱石の価格が大幅に落ち込んだあと、これで2カ月連続の反発となり、価格は累計で15%上昇に転じている。21日付中国証券報が伝えた。
ここ最近、川下産業の仕入れ業者の在庫は絶えず減少しており、買い付け需要が再び放出されたことで、タングステン鉱石の価格上昇を後押しし、タングステンの生産企業の業績に貢献している。しかし、市場の反応を見ると、業種の専門家はタングステンの市場価格の今後の動きに対し、極めて慎重な姿勢を示しており、上昇の勢いを維持できるかどうかは、依然川下産業の需要にかかっているとの見方を示している。
9月以来钨价累计反弹15%
11月20日,钨市价格又有所松动,价格继续上涨。据百川资讯网统计,目前65%以上黑钨精矿市场主流报11.7-11.9万元/吨,65%以上白钨精矿市场主流报11.5-11.7万元/吨。从9月份钨精矿的价格落入谷底后,这是连续第二个月反弹,价格累计反弹达到15%。
近期,随着下游采购商库存不断下降,采购需求的重新释放,将钨价推入上升通道,对钨生产企业业绩有所贡献。但是从市场反应来看,业内专家对后市钨价的走势较为谨慎,上涨势头能否持续仍将取决于下游需求。
「中国証券報」より 2012年11月31日