香港金融管理局、10月下旬以来11回目の為替介入を実施
香港ドル対米ドルレートが最近上昇傾向を強めている。27日、香港ドル対米ドルレートは度々1米ドル=7.75香港ドルという重要な節目に迫った。香港ドルレートの安定化を図るため、香港金融管理局(HKMA)は再び香港ドル売り・米ドル買いの為替介入を実施した。28日付中国証券報が伝えた。
今回の為替介入の規模は31億香港ドル。10月下旬以来、香港金融管理局による市場介入は11回目、介入総規模は353億香港ドルに達する。これにより、29日までに、香港の金融機関における余剰資金は1839億香港ドルに達する見通しだ。
香港金管局斥31亿港元干预汇市
港元兑美元汇率近日再度走强,27日多次触及7.75的强方兑换保证水平。香港金管局当天再度出手维护港汇稳定,向外汇市场注入31亿港元。这是10月下旬以来香港金管局第11次出手,这11次干预汇市累计动用资金353亿港元。预计至29日,香港银行体系结余将增加至1839亿港元。