日本政府観光局が29日発表したデータによると、10月に訪日旅行した中国人観光客は、前年同月比33.1%減の7万1000人となった。中日両国の釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題が膠着(こうちゃく)化し、日本の自動車産業の新車販売台数が激減したほか、観光業も深刻な打撃を受けている。中国新聞社が伝えた。
日本政府が9月11日に釣魚島に対していわゆる「国有化」を実施すると、日本を訪れる中国人観光客が激減した。銀座には以前、中国人ツアー客が押し寄せていたが、今や影も形もない。中国人観光客の間で人気の高い北海道でも、中国人の姿を見ることは難しい。