政府の改革は、やるべきこと・やるべきでないことの徹底だ。やるべきこととは、政府が自らの責任をを全うすることを指す(社会関連・人材資本への投資の追加。社会の公平・正義を保障し、公共商品・サービスの提供で基礎的な役割を果たし、低所得層も均等化されたサービスを受けられるようにする等)。やるべきでないこととは、ミクロ経済活動への干渉を減らすことを指し(特に規制緩和、独占の打破、審査・手続きのスマート化)、経済の効率を高めていく。
改革は現在重要な段階に入っており、利権関係の複雑なもつれを解く利益再分配が中核となる。新たな改革はトップレベルデザインによって管理する必要があり、それ以上に勇気と強い意志が必要だ。これが実現されれば、中国経済は巨大な活力を引き出すだろう。この成長に対する促進効果は、計り知れないものとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月9日