第一、経済のグローバル化の今後の進展。
第二、新たな発展段階にある中国の海外への開放に向けた全体的な戦略。
張主任は、中国共産党第18回全国代表大会報告で対外開放のより一層の推進が掲げられたことに関して、中国の現時点での対外開放はどのような外部情勢に直面しているか、その戦略的な本質をどのように捉えるべきか、チャンスを如何にして着実に把握すべきかなどの問題について、更なる深層部分での研究を進めていく必要があると考えている。
第三、変化が目まぐるしい貿易システムの今後の動向
張主任は、「ドーハ・ラウンド(世界貿易機関(WTO)による、貿易障壁をとり除くことを目的とした多角的貿易交渉)」の議論がこう着状態に陥っていることから分かるように、中国は多国間貿易の話し合いを優先的に進めるべきであり、二国間貿易や地域内貿易枠組みを補助的な役割とみなすべきであると指摘する。
第四、「辺境地域の対外開放」と「辺境地域の振興・富裕化」の連携した研究。
第五、人民元為替レートと貿易の発展。