外需の伸びが力不足に陥り、内需が今後は経済成長を牽引する主要エンジンになるとみられる。同報告書の指摘によると、12年の中国の消費は急速な伸びを維持した。第1-3四半期は経済成長を牽引した需要のうち、消費が55%を占め、投資が50.5%を占めて、経済成長に対する消費の貢献度は3四半期連続で投資を上回った。13年にも消費は急速に伸びることが予想される。その主な原因として、個人所得の急速な伸びが予測されること、社会保障システムが徐々に整備されていること、保障房(社会保障対策としての公営住宅)の建設が引き続き推進されること、文化娯楽や生活向けサービスに対する消費ニーズが増大していること、消費構造がますますグレードアップしていることが挙げられる。
「人民網日本語版」2012年12月13日