◆来年は幸先良いスタートに?
これは市場の真の回復を意味するものだろうか。全国乗用車市場情報聯席会の崔東樹副秘書長は、「2年間のマイクロバスを除く狭義乗用車の増加率は10%を下回っており、低成長が中国自動車市場の主流になったようだ。しかし中国自動車市場は大きな潜在力を持ち、今後10-15%の増加率を維持する可能性もある。来年の自動車市場は、12月よりも好況になるだろう」と語った。
昨年の都市部100戸の自動車保有台数は18台のみで、自動車普及の初期に当たる。新規購入者・買い換え者は、自動車市場の高い成長率を支えるだろう。特に2年間の低成長、買い替え者の比率の増加、新規購入者の変動性の開放、買い替え者の安定的な増加は、自動車市場の高度発展を促す。
崔副秘書長は、「11月の販売台数更新は、年末の販売の好調を事前に示した。自動車メーカーが一般的には安定成長を望み、一定の余地を残すことから、今年の一部の生産・販売台数は来年の1月に回され、幸先良いスタートを切るだろう」と予想した。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月21日