国家情報センター経済予測部世界経済研究室の張茉楠副研究員は22日、捜狐経済学人フォーラムに参加した際、今後10年間の中国経済の成長は相当困難なものになり、非常に大きな課題に直面する可能性があると述べた。中国網が伝えた。
張研究員は次のような見方を示した。
グローバル化の中で欧州や米国の状況をみると、欧米は福祉レベルが高く、債務に100%頼った成長モデルであり、現在は高額の債務の返済に迫られている。一方、多くの新興経済体をみると、これまでは支出が収入を上回ることで成長や投資を実現しており、同じく高額の債務を返済しなければならない。グローバル経済は欧米経済であれ、新興経済体であれ、これから負債を返済しなければならず、返済のプロセスは相当苦しみに満ちたものになるとみられる。