「中国第一の国門」と呼ばれる北京首都国際空港の旅客数が急増しており、世界一の空港になる可能性が見えてきた。中国南方航空のA380が26日に着陸すると、同空港の今年の旅客数は延べ8000万人を突破し、3年連続で世界2位となった(世界一の米アトランタ空港との差を延べ1000万人に縮めた)。同空港は、このペースであれば2015年に旅客数が延べ9000万人を超えることは間違いなく、旅客数世界一も間近に迫っていると表明した。北京商報が伝えた。
データによると、北京首都国際空港の旅客数は1993年の延べ1000万人から2000年の延べ2000万人に増加するまで、7年かかった。その後2010年には延べ7000万人に、2012年には延べ8000万人に達し、増加率が世界のその他の空港を大きく上回った。中国人民大学公共管理学院の許光建副院長は、「北京首都国際空港は世界で旅客数の増加率が最も高い空港であり、一つの窓口として、中国の民間航空、改革開放、社会・経済の高度成長の成果を示した」と語った。