ラジオ放送「中国之声」の「央広新聞」が伝えたところによると、2012年の中国スポーツ界の収入ランキングが発表されるやいなや、選手間の巨大な収入格差が熱い議論を引き起こしているという。
中国のスポーツ選手の収入価格差は相当なもので、今回1位となったテニスの李娜選手は1億元を超えた一方で、それほど人気のない種目の選手はわずか数万元にとどまったという。不人気とはいえないビリヤードですら、平均年収は10万元に届かず、李選手の1万分の1だ。収入が少ない選手も同じように国の名誉を担い、国民の期待を背負って戦うのであり、もっと敬意を払うべきだ。一連の人気のない種目の選手を取材すると、どの選手も収入の多寡を問題にせず、安定した心の状態を保っていることを知らされる。