中国スポーツ界の巨大な収入格差

中国スポーツ界の巨大な収入格差。

タグ: スポーツ界収入格差

発信時間: 2013-01-07 17:05:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

収入の格差を生む最大の原因はその種目がどれくらいプロ化されているかにある。女子テニスは中国でプロ化のレベルが最も高く、李選手はすでに伝説の選手だ。ビリヤードの丁俊暉選手を取り巻く状況はどんどんよくなっており、昨年の収入は1千万元に達した。プロゴルファーの梁文聡選手も年収1500万元でランキング入りした。サッカーは特に目を引く状況ではないが、10人の選手の年収が500万元を超えている。

ほとんどのプロ化されていない種目の選手は伝統的な体制の下で訓練を重ね、試合に出場してもそれほど収入を得られるわけではなく、スポンサー探しも難しい。また別の原因として、ロンドン五輪の金メダルラッシュが選手の収入格差を広げたことも考えられる。競泳の孫揚選手が五輪で得た収入は3千万元、バドミントンの林丹選手は2600万に上るが、両選手はプロ選手とはいえない。また陸上の劉翔選手は五輪で3600万元の収入を得、孫選手を抜いてランキング2位となった。

「人民網日本語版」2013年1月7日

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