2012年、家電業生産額の伸び率が10%を上回るか=中国
中国家電協会の徐東生秘書長は先般、2012年の中国家電業の生産額が1兆2000億元を達成する可能性があるとの見方を示した。大口原材料価格の下落を背景に、家電業の業績が好調だったという。15日付中国証券報が伝えた。
徐東生氏によると、2012年の中国家電工業生産額が前年同期比で10%―11%増の1兆2000億元を達成する見込み。同年の中国の家電製品の貿易額は同6%増の530億米ドル以上となり、うち輸入額が同2%減の約30億ドルで、輸出額は500億米ドルを突破し、同7%増になる。
同協会の姜風理事長はまた、経済のファンダメンタルズが好転する中、消費の高度化や新興産業の発展による波及効果が、家電業に成長の余地を与えていると指摘する。今後、業界の販売チャンネルの変革について注意深く見守る必要がある。
「中国証券報」より 2013年1月15日