「中国の高速鉄道の切符は本当に高いのか」という話題が海外メディアの注目を集め始めている。スペイン紙によると、中国の高速鉄道の運賃は世界で最も低価格で、1キロ当たり0.04ユーロと、スペインの0.19ユーロ、フランスの0.22ユーロ、ドイツの0.27ユーロ、イタリアの0.25ユーロ、日本の0.22ユーロよりも遥かに安い。しかし、その価格の安さも、中国の所得水準が低いために相殺されてしまう。
同紙はまた、中国の一人当たりの所得の他国に比べた差が大きいことを受け、ある国である価格で買える商品が他国ならいくらで買えるかを示す交換レートである、購買力平価も算出している。スペインの1カ月当たりの平均的な収入は1800ユーロ、フランス2210ユーロ、ドイツ2080ユーロ、イタリア1870ユーロ、日本1930ユーロ、中国が500ユーロである。