中国商務部の16日の定例記者会見で、中国が2013年のGDP成長率と同程度の貿易成長を目指していることが分かった。17日付中国証券報が伝えた。
商務部の沈丹陽報道官は16日の定例記者会見で、中国の2013年の対外貿易目標について、「貿易成長率と国内総生産(GDP)成長率の概ね並行した伸びを維持し、世界貿易に占める中国のシェアをより一層安定させつつ、拡大を目指す。外需の不足と貿易の発展環境が根本的に改善されることは難しく、2013年の貿易情勢は依然厳しい」と述べた。
2012年の中国の実行ベース外資導入額は2009年以来初の前年比減となったが、沈報道官は「2013年、商務部は外資導入関連政策の安定を保つと同時に、外資導入の規模の全体的な安定を維持し、外資導入の質と水準の向上に努める」と述べ、2013年の商務部の外資導入に関する方針を示した。
「中国証券報」より 2013年1月17日