日本の航空部門は米国からのB787飛行停止に関する指示を受けたが、これが長期化した場合、全日空(ANA)と日本航空(JAL)の業績および事業戦略に深刻な影響をもたらすことになる。日本総合情報サイト・RecordJapanが18日に伝えた。
「ドリームライナー」と呼ばれるB787は世界最先端の中型旅客機で、低燃費等の特長により長距離飛行が可能なことから、エネルギーコストを大幅削減できる。全日空と日本航空はこれを理由に、B787を将来的な国内・国際線主力機として選択した。
全日空が現在保有するB787は17機、日本航空は7機に達しており、22本の国内・国際線で使用されている。B787の飛行停止により、日本で40便弱が欠航となり、7500人の乗客に影響を及ぼした。