業界関係者は、「事務費を含めた場合、1便の欠航で100万円の収益が失われる。これが長期化した場合、売上が数十億円減少する。B767やB777等の大型機を代わりに用いたとしても、その高燃費により収益が減少するだろう」と指摘した。
全日空は2020年までにB787の調達数を60機に拡大し、日本航空も同時期に45機に拡大する予定であった。B787の飛行停止が長期化した場合、2大航空会社の調達計画も延期されることになる。これもまた、2社の今後の戦略および国際競争力に影響を及ぼす可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月21日