香港の人民元資金プールが安定維持へ

香港の人民元資金プールが安定維持へ。

タグ: 香港人民元資金

発信時間: 2013-01-22 17:12:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

香港における人民元建て預金の規模はここ2年で急速に拡大している。しかし、人民元建て金融商品の発展に伴い、香港の人民元資金プールの規模は2011年末から微かに変動し始めている。2012年以降、香港の銀行は人民元建て預金金利を絶えず引き上げており、これまで冷遇を受けてきた人民元は、今や大きな人気を集めている。21日付中国証券報が伝えた。

香港の銀行に対する取材から、一部の銀行の人民元建て預金金利が中国内陸部よりも高いことが明らかになった。大口の人民元建ての1年物定期預金の金利は、南洋商業銀行が3.38%、永亨銀行が3.3%、建銀亜州が3.28%で、全体的に見ても、3%以上の銀行がどんどん増えている。

1年前には、このような状況は考えられなかった。過去2年間、香港での人民元建て預金の規模は急速に拡大し、2010年年始にはわずか630億元だったものが、その後うなぎのぼりで増加、2010年末には3000億元を超え、2011年中旬には既に5500億元に達していた。そして、2011年9月末、人民元建て預金は6222億元のピークに達した。しかし、投資ルートが限られていたために、人民元建て預金金利はどんどん下がり、最も低い時期の1年物定期預金の金利は0.5%を下回っていた。

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