2013年度の全国証券先物監督管理業務会議が先般、北京で開かれ、中国証券監督管理委員会(証監会)の郭樹清主席は「今後、中国資本市場の発展の基盤はより一層強固なものとなることが見込まれ、資本市場は今、貴重な戦略的チャンスに恵まれている。証監会は今後も、新興産業の発展とモデル転換の推進を軸に、投資と融資がバランスの取れた役割を発揮できるよう努め、規制を緩和するのに合わせて監督・管理を強化し、厳格な法執行と法律・制度の改善を有効に組み合わせ、国内外に対する開放を互いに促進することに力を入れる。また、短期的な政策と長期的な目標を総合的に配慮し、より一層成熟した、強大な資本市場の構築を促進することで、更に大規模な範囲と高い水準で、直接金融が全面的な役割を果たすことを目指す」と強調した。23日付中国証券報が伝えた。
過去5年の資本市場の動向を振り返った郭主席は、資本市場の改革と発展を更に推し進めるための基本的な課題について説明し、2013年の改革と監督・管理面における重要な任務を示した。