香港上海銀行(HSBC)が24日に発表したデータによると、2013年1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の速報値は51.9と、2012年12月からさらに上昇し、市場の予想を上回り、24カ月ぶりの高水準となった。
サブ指数のうち、1月の製造業生産指数は2012年12月の51.9から52.2に上昇し、22カ月ぶりの高水準を記録した。
HSBC中国の屈宏斌チーフエコノミストは、「1月の中国制造業PMI速報値が5カ月連続で上昇し、2年ぶりの高水準となり、2013年は中国が幸先よいスタートを切った。外需の不振が続く中、内需の拡大により企業の在庫補充が続いていることが、今後数カ月間の中国の経済回復の下支え要因となるう」と指摘する。
「中国証券報」より 2013年1月25日