一年に一度の世界経済フォーラムが1月23日、スイスの小都市ダボスで開幕した。世界経済全体が低迷に陥り転換を迫られる中、ダボス会議の雰囲気にも危機感が満ちている。
ウォール・ストリート・ジャーナルは23日、「世界経済ハイレベル交流の場であるダボス会議には今年、各国から2500人以上のビジネス界・政界・マスコミ界の代表者たちが集った」と伝えた。創設者であるクラウス・シュワブ氏は、同会議始まって以来「出席者が最も多元化した会議」になったと指摘した。「持続的発展に活力を注ぐ」が今年のダボス会議のテーマである。これは世界経済の成長の低迷、繁栄・回復の遅れといった状況下、人々が共に世界経済発展の道を模索しようとしていることを示している。