アップルとサムスンを脅かす価格
アップルの前四半期の純利益は131億ドル、サムスンは66億ドルに達した。これは主に、多くの高級スマートフォンを販売し、高い利益率を確保したことによる。アップルの販売台数は4780万台、サムスンは6300万台に達し、いずれも前年より大幅に増加した。
しかし中国製造メーカーがより安価な携帯電話を発売し、使用コストが安価なオープンソースOSを開発するにつれ、アップルは廉価版iPhoneの発売を迫られており、サムスンも慎重な構えを見せている。
サムスンは比較的安価な端末の販売により利益を得ており、中国市場でトップシェアを占めている。しかし同社は先週木曜日に発表された四半期報告書の中で、「先進国市場が飽和化し、中国メーカーの影響を受けローエンド市場の競合が激化するため、2013年のスマートフォン需要が低迷する」と予想した。