中国、マネーストック世界第1位は何を意味するか

中国、マネーストック世界第1位は何を意味するか。 中国人民銀行の統計によると、昨年末時点での広義の通貨供給量M2残高は97兆4200億元に達し、100兆元突破は間違いない。これは世界の通貨供給量の4分の1近くに相当し、中国はマネーストックで世界第1位の大国となった…

タグ: マネーストック 通貨供給量 人民元 流通規模

発信時間: 2013-02-01 16:47:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

ただドルは世界の片隅まで流通しているが、人民元の流通規模が限られた状況下にあって、中国にとって国内に集めたマネーストックは高インフレ、資産価格バブル、資金流出など国内の経済運営リスクを高めるに違いない。

◇通貨の大量発行、あなたも身近で感じる?

上海のある会社に勤める高華さんは07年に上海九亭オリンピック花園の76万元の住宅物件に目をつけたが、購入しなかった。それから3年、様々な住宅物件を見て回り、09年末にやはり同じ物件を購入したが、購入価格は146万元で倍に跳ね上がっていた。

「いろいろ見て回ったが、同じ物件を購入するとは思わなかった。価格は倍になって、3年分の賃貸料も支払った」という高さん。ただそれほど落ち込んでもいない。09年末は上海の不動産価格が最も低迷した時で、高さんが購入後、その物件はさらに30~40万元値上がりした。

 

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