データ上の議論はさておき、注目すべきは中国のエネルギー安全だろう。米国の原油の対外依存度は近年下がり続けているにも関わらず、中国はなぜ上昇を続けているのだろうか。これについては見直す必要がある。
中国国家発展改革委員会はウェブサイト上で2月4日、次のデータを公表した。中国の2012年の原油生産量は前年比1.9%増の2億748万トンに達した。原油輸入量は7.3%増の2億7109万トンに達した。原油輸出量は3.5%減の244万トンとなった。原油の消費量は4.9%増の4億7613万トンに達した。
業界が最も注目する、原油の対外依存度の最新データを見ていこう。専門家は昨日、記者の取材に応じた際に、「2012年の中国の対外依存度は56.4%にとどまらず、約58%に達した可能性がある」と述べた。