好調なアジア経済、順位が上昇
調査を担当したジョン・コープステイク氏は、「経済低迷とユーロ圏の安定性に対する懸念から、ユーロ圏の都市は順位を落とした」と指摘した。対照的に、アジアの都市の生活費は上昇した。そのうち東京が再び生活費が世界で最も高い都市となった。東京は過去20年間のうち、同ランキングで計14回トップになっている。
人件費高騰および今後の経済に対する期待から、アジアの都市の生活費が上昇した。現在、世界で生活費が最も高い20都市のうち、アジア・オーストラリアが過半数を占めている。上昇幅が最も大きかった都市はベトナムのホーチミンとハノイで、それぞれ順位を17位あげた。ホーチミンは93位、ハノイは96位に入選した。
香港が20位以内に、上海はニューヨークと肩を並べる