百度、2012年第4四半期の純利益が前期比で減少
中国最大の検索エンジンを運営する「百度」は、動画会社「愛奇芸」買収後の初の四半期決算と年次決算報告を発表した。発表によると、2012年第4四半期の「百度」の営業収入が63億3500万元、純利益が27億9500万元で、前年同期比でそれぞれ41.6%、36.1%増となったが、前期比で営業収入が1%の微増、純利益が7%減となった。6日付中国証券報が伝えた。
多くの動画サイトが利益なしという状況と同じく、「愛奇芸」も高額な通信コストやコンテンツ料などの問題に直面していることが、「百度」の業績に影響を与えている。「百度」最高財務責任者(CFO)の李キン晢氏は、12月単月で「愛奇芸」の不振が「百度」の粗利益率を1%低下させたと指摘している。