交銀国際、中国平安の「バイ」の投資判断を維持
交銀国際は5日に発表したレポートで、中国保険監督委員会(保監会)がすでにタイのCPグループ(正大集団)による香港上海銀行(HSBC)保有の中国平安(02318 HK)H株9億7600万株の取得を承認しており、同件が決着したことは中国平安の株価の安定にプラスとなると指摘した。6日付中国証券報が伝えた。
正大集団が短期内に中国平安の株を売却することがないと見られているため、中国平安株の売り圧力が一応軽減した。
交銀国際は、最近中国平安の株価が上昇に転じているのは、その銀行業務と証券業務が回復しているためで、その生命保険業務の2013・2014年のP/EVが1.32/1.14倍、新業務倍数(NBM)は3.17/1.26倍で、依然低水準にあることを理由に、同社の「バイ」の投資判断と82.6香港ドルの目標株価を維持するとしている。
「中国証券報」より 2013年2月6日