記者はこのほど中国の投資環境について、米独日のビジネス界の関係者を取材した。彼らは中国の投資環境および経済の動向について、依然として自信を示した。
米国:中国は最優先の対外投資先
フォーブス誌のウェブサイトは、「投資環境に変化が生じているが、中国は依然として米国にとって最優先の対外投資先だ」と伝えた。中国の投資環境の変化は、コスト上昇にある。外資系企業による2012年の中国直接投資はやや減少したが、アナリストは、「中国のサービス業の成長が加速しており、地域間のバランス維持を促す」と指摘した。国際連合貿易開発会議のデータによると、企業投資家は依然として中国市場に期待している。
国際連合貿易開発会議が昨年10月に発表した「世界投資動向モニタリング報告」によると、中国への外国投資総額は2003年以来初めて米国を抜き、世界最大の投資先となった。同報告はグローバル企業の今後2年間の投資目的地に関する調査を引用し、調査対象企業のうち、中国投資を希望する企業の比率が最も高かったと指摘した。投資意向を見ると、中国は外国の投資家の間で最も人気が高い投資先であり、米国とインドが中国に続いた。