▽電子製品の売上が好調
消費構造を見ると、今年は伝統的な年越し商品であるお菓子、タバコ・酒のほかに、デジタルカメラ、携帯電話、タブレットPC、一眼レフカメラといった電子製品も人気を集めた。南京市の商業施設では、iPadやiPhoneなどのハイエンドデジタル製品の売上高が前年同期比36%増となった。
家電量販店・蘇寧電器のスタッフは「春節期間中も全店舗が通常通り営業を行っている。さらに春節には特価機種の販売や割引セールなどが行われるため、春節の初日、家電の販売額は大幅に増加した」と語った。
このほか、今年の春節はバレンタインデーと重なったため、金銀の宝飾品(ジュエリー)市場も消費のピークを迎えた。商務部のデータによると、全国の小売企業の宝飾品売上高は前年同期比38.1%増となった。