中国自動車工業協会は、今年の自動車輸入台数の増加率が25%に達すると予想した。多くの海外自動車メーカーは欧米市場の工場を閉鎖する一方で、中国という「微成長」市場への進出を大々的に進めている。これらの企業が中国に進出すると同時に、中国ブランド車の市場シェアを食い込んでいる。
長安プジョー・シトロエンのDS事業部総経理の赫博氏は、中国市場の状況は欧州市場よりも恵まれていると述べ、「プジョー・シトロエンは欧州2位の自動車メーカーで、大きな影響を受けた。当社は欧州で一連の再編を行い、また欧州以外の市場に対する重視を強化した(中国・ロシア・南アメリカなど)。そのうち、中国市場が最も重要だ。当社は高級車市場に回帰する必要があるため、中国での資源投入を強化することは間違いない」と語った。