中国国家統計局が先般発表したデータによると、1月の中国の消費者物価総水準(CPI)は前年同期比で2.0%上昇し、上昇幅が前月から0.5ポイント縮小した。
アナリストは、2012年1月の基数が高いことに加え、食品価格が安定していることが、1月CPIの前年比上昇率の大幅低下につながったとし、タイムラグ要因と春節要因という2つの要因の影響で、2月CPIの前年比上昇率が3%前後に跳ね上がると予想している。また、2013年は新たなの物価上昇周期に入るが、通年の物価上昇幅が抑制可能な範囲内にあるはずだという。
「中国証券報」より 2013年2月18日