中国2月CPIが3%前後になる見通し
中国国家統計局が先般発表したデータによると、1月の全国の消費者物価指数(CPI)は前年同期比で2.0%上昇し、上昇幅が前月から0.5ポイント縮小した。18日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、2012年1月の基数が高いことに加え、食品価格が安定していることが、1月CPIの前年比上昇率の大幅低下につながったとし、タイムラグ要因と春節要因という2つの要因の影響で、2月CPIの前年比上昇率が3%前後に跳ね上がると予想している。また、2013年は新たなの物価上昇周期に入るが、通年の物価上昇率がおおむね抑制可能な範囲内にあるはずだという。