2012年、中国の天然ゴム輸入で、量が増加したが、価格は下落した。中国の天然ゴムの対外依存度が高いため、タイヤなどの川下産業の生産コストも、これに伴い低下した。2013年は、輸入ゴム価格が下落し続ける可能性もある。21日付中国証券報が伝えた。
業界関係者は、「タイヤ企業の生産コストが低下しているものの、製品の価格も合わせて引き下げられている。そのため、ゴム価格の下落による利益は必ずしも見込めない。ゴム価格が底を討って回復に向かう時が、本当の業績好転の時期である」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年2月21日