予期しない中国人民銀行(中央銀行)によるレポ取引の再開の影響を受け、27日、銀行間市場では翌日物以外のすべてのレポレートが4%以上に上昇した。これで、市場の資金ひっ迫感はピークに達した。28日付中国証券報が伝えた。
市場の流動性が緊迫する中、人民銀は27日、改めてプライマリーディーラーを対象にリバースレポ取引の需要聞き取り調査を行った。アナリストは「予想外の出来事が起きなければ、28日にやや大規模なリバースレポ取引が実施されるだろう。現在の市場における資金需給のひっ迫感の緩和が見込める」との見方を示した。
「中国証券報」より 2013年2月28日