中国、「転融券」業務の試行を開始
証券信用取引解禁から3年、中国における「転融券」業務(証券会社による株券転貸業務)の試行がついに始まった。「転融券」業務を試行する第1陣の証券会社は中信、光大、広発、国泰君安、国信、海通、華泰、申銀万国、招商、銀河、中信建投の11社である。28日付中国証券報が伝えた。
試行の初期段階における「転融券」業務の対象株式は90株、時価総額は9兆3000億元で、A株市場の流通株式時価総額の50%近くを占める。上海株式市場から50株、深セン株式市場から40株が選ばれている。
「転融券」業務は3日間、7日間、14日間、28日間、182日間の5ランクに分かれており、それぞれのランクによって手数料が異なる。