巨大な市場の魅力を前にして、造船大国は今後の発展を楽観視している。しかし同時に、業界内には懸念も存在する。調査コンサルティング会社・中投顧問は、ブラジル市場で強い貿易保護措置がとられていることから、「中国企業の対ブラジル投資は、主に合弁会社の設立や資本参加により進めるべきだ。また政府関係者は、国家レベルからブラジルと提携合意をまとめ、ブラジル輸出の優遇策を実施し、各方面からブラジル市場を開放するべきだ」と提案した。業界関係者は、「潜在力を持つ市場に進出する場合、企業は十分な市場分析および大量の技術開発を行う必要がある。こうすることで生産能力の過剰を防止し、十分な準備により理想的な効果を得ることができる」と述べた。
「人民網日本語版」2013年3月2日