中国の今後の発展の根本的な原動力は依然として改革だ。中国共産党第18回全国代表大会(十八大)では、2020年に小康社会を全面的に建設するという目標、2020年に経済体制改革を深化するという目標が示された。中国は2020年に、整った社会主義市場経済体制を構築し、制度をより成熟させ、確固たるものにする必要がある。そのため今後、改革が依然として我々の取り組みの重点となる。十八大以降、習近平同志を総書記とする中国共産党中央委員会は、改革を非常に重視している。習総書記は就任後、改革開放の前線である広東省を真っ先に視察し、さらに深セン市を視察し、中国の改革の歩みを振り返った。中央政治局の集団学習もまた、改革深化というテーマを優先的に選択した。これは我々が今後も、改革開放を絶え間なく推進する必要があることを示している。
十八大の計画によると、経済体制改革の重点、重要な問題は、政府と市場の関係の適切な処理だ。これはつまり、市場の資源配置における基礎的な作用を発揮し、また政府の調整・抑制の作用をより良く発揮することだ。これは今後の改革の方向性を示している。改革の重点について、温家宝首相は昨日の報告の中で、次の8つの面について言及した。