中国証券監督管理委員会(証監会)の姚剛副主席は7日、取材に対し、「新規株式公開(IPO)審査待ち企業の財務審査の進展は、重要な時期に突入した」と述べた。8日付中国証券報が伝えた。
IPO申請企業の財務諸表に関する特別審査は2つの段階に分かれる。第1段階では、上場予定企業と仲介機関が自己審査を行う。第2段階では、監督・管理部門が一部の企業の自己審査報告書を抜き取り検査する。審査が完了すると、対応するIPOプロセスが開始する。また、姚副主席は「中国の中小企業の株式譲渡システムの試行拡大に向けた基本的な条件は既に整っている」と述べた。
「中国証券報」より 2013年3月8日