全国政協委員を務める国家質量監督検験検疫総局の楊剛副局長は6日、取材に対し、2011年から12年にかけて同局が実施した国産乳製品の検査の不合格率は0.26%、2012年に中国各港の検査検疫部門が実施した輸入乳製品の不合格率は0.76%だったと明らかにした。
楊剛氏によると、2011年から12年に同局が実施した国産乳製品のサンプル12万8240点のうち問題が見つかったのは330点、不合格率は0.26%。乳幼児用粉ミルクはサンプル1万2082点のうち93点から問題が見つかり、不合格率は0.77%だった。問題が見つかった商品に対し、現地の品質検査部門は早急に措置をとり、法に基づいて処理し、企業に問題の商品を回収させるなどした。
2012年に中国各港の検査検疫部門が実施した検査で不合格となった輸入乳製品は318ロット566トン、不合格率は0.76%。うち、不合格となった乳幼児用粉ミルクは43ロット80.95トン、不合格率は1.13%だった。楊剛氏によると、これらの問題が見つかった商品は全て法に基づいて返品や償却などの措置がとられ、国内市場には入っていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月7日